生活の知恵「グラスをみがく」・・・その2

日本では昔から、お客さまがみえたらまず酒の盃を出すように、西洋ではまずドリンクのためのグラスが出されるのですから、それから洗ったり拭いたりしていては間に合いません。

グラスは洗ったあと最後に熱めのお湯をかけた方がよい……とか、いや初めから終りまで水に限るとか、いろいろ言われます。

要はきれいになればよいので、こだわりませんが、拭くのは麻のグラス拭きに限ります。

タオルも木綿も、その繊維が細かくグラスについてダメですし、麻はその点、洗えば洗うほど糸がしまって目がつんで、きゅッきゅッと拭いてみがくのに、ぴったりのものだと思います。

さすがに古い伝統のグラス拭きです。

生活の知恵「グラスをみがく」・・・その1

グラスをいつもきれいにしておくのは、日本人にはなかなか苦手のようです。

水をのんだり、ジュースをのんだりしたら、すぐに洗ったとしても、その辺にふせておいておく……中には水滴がついて、そのまま乾いたとしてもその繰り返しなのですから、きれいになるはずがない……そんな習慣の差というか、湿気のある暑い国でのおはなしです。

西洋では空気が乾いているといえばそれまでですが、グラスはワインやシャンパン、ウィスキーなどの大切な酒類をのむ上等なものから始まっているので、使ったらまずきれいに洗って、汚れをおとして、そして良くすすいだあとグラス拭きでていねいに水気を拭きとってしまうという使い勝手があります。

グラスがいつもきれいになっていないと、その家の主婦は怠けもの……とさえ言われるほど。

生活の知恵「ステンレスをみがく」・・・その2

鍋は使い終ってから洗うことになるので、これもすぐにお湯をはっておいて、そのあと洗剤をつけたスポンジできれいに洗います。

ステンレスは必ず乾いたふきんで拭いておくこと。

水玉状がなくなります。

それと目の荒いクレンザーや金ダワシなどは禁物。

どうしても汚れが落ちないときは、スポンジにクリームクレンザー(ステンレスに傷のつかないもの)を使って、一方向にみがくようにします。

鉄のフライパンは油をごしごし洗ってしまわないことが大事です。

よほどのことがない限り、使い終ったあとは熱いうちに紙できれいに拭きとる……もし洗わないと落ちないときは洗ったあと少々の油をひいて、火にかけてもう一度紙で拭きとって、さましてしまうこと。

鉄のフライパンの手入れがむずかしければ、中がテフロン加工のものがこげないし、落ちがよくてよいと思います。

生活の知恵「ステンレスをみがく」・・・その1

お鍋でもやかんでもピカピカに光っているといい気持ですよね。

ステンレスは熱いうちに拭いてしまえば半分の力できれいになります。

油を使って、そのまま放っておいて、しばらくしてから拭きとろうと思っても、時間がたてばたつほど、汚れはこびりついてとれにくくなるんです。

だからといってあまり熱いやかんなどを思い切って拭こうとしてヤケドしないように気をつけて下さい。

でも、そのくらいの気持なら、やかんもいつもピカピカというわけですね。

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