教科書が無償化されるまで 2
十二月十八日には、自民党政調会が無償配布を三十七年度から実施すると正式に決定し、この予算確保を政府に強力に働きかけることになったが、十九日、大蔵省が発表した三十七年度予算案の第一次査定では、教科書無償をはじめ文教重点政策はほとんど認められなかったので問題となり、復活折衝に持ちこまれた。
その結果、十二月二十九日に至って、昭和三十八年度一年生用教科書代金として、七億円が三十七年度予算として追加され、無償実現に踏み出した。
まことに、激しい攻防が繰り返されたのであった。
教科書が無償化されるまでにはこんなことがあったのですね。